Remo Eによるエコキュート運転の自動化試行8 2025年6月

標記連載シリーズの第8回、
今回は、Remo E、E2の当該機能の
コストパフォーマンスについて、
最初の20日分の速報値を算出してみます。

10日分までの速報値はこちら

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👇の表1は試行開始から20日目までの、
Remo Eによるエコキュート自動化の運転状況と、
そのコストパフォーマンスを纏めています。

表1 Remo Eによるエコキュート自動化の運転状況とコスパ纏め(試行開始から20日目まで)

10日目と20日目の各コスパは以下の通り。

                            サクセス              リアル                  Remo E定義
10日目                 6.1                       5.5                        3.0
20日目                 6.2                       5.0                        2.4

この間に我が家の地域も梅雨入りしたものの、
天候はそれほど崩れず、
Remo Eによるエコキュート運転の夜→昼シフトは、20日で16回発生し、
サクセスコスパは、平均で約6倍を維持していました。

一方、リアルコスパは5.5→5.0と約1割の低下が発生。

理由は曇り勝ちで太陽光がやや頼りない日でも
めげずにwシフト運転を行ったためで、
「控えめシフト」設定の割には、Remo Eは攻めたシフトを行っています。

👆表1の通り、
10日目までと比較して、
20日目まででは、蓄電池の放電や系統からの買電による昼間の沸上も
頻度が多めで行われていました。

また、表1で黄色の行(14日目)にあるように、
明かな「雨」予報の日にも、シフトを強行してしまっており、
この攻めの姿勢wが、20日目まででリアルコスパを下げてしまった要因です。

でも、「控えめ」設定でこれなら、
「積極的」設定だと、どうなるのでしょうかねw?

さておき、Remo Eの定義のコスパでも、
3.0 → 2.4と、約2割の低下
となっており、
ここでも、節約効果を贔屓目に見ない同社の真摯な姿勢が感じられました(👇写真1)。

写真1 試行開始後20日目までの節約効果(Remo E定義)

なお、今回の試行では、
前夜時点でのRemo Eのシフト要否判断を
ユーザーが手動で「オーバーライド」できる機能(👆写真1の右上の月・太陽ボタン)は、
まずはRemo Eの自然なシフト判断の癖を知っておきたいとの理由で使っていません。

今後の試行の中で、
オーバーライドボタンの効果や、シフト前の何時までそのボタンが有効なのか、
あたりも確認していきたいと思います。

このコスパについては、今月末の30日目についても算出して、
また、ここで紹介させていただきます。

折角の梅雨時の試行なので、
もうちょっと、Remo Eの判断に意地悪な天気になってくれると面白いのですがw

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柴犬様のお部屋のエアコンが常時オン!!
の季節となりました。

自然と人間達もその部屋に集まってきます。

済みません柴犬様・・・・
人カス達もここに居させて下さいw

では、今日はここまで!

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