ようやく涼しくなってきましたね(^^)
標記の件、
利用開始からほぼ4か月(116日)が経過しましたので、
これまでの節約効果、使用感などをご報告します。
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1.使用環境
(1)晴天率(平均) 78%
この4か月(116日)のうち、90日で夜→昼シフト運転が実施されました。
Remo Eによるエコキュート自動化は、
天気が良くて日中の太陽光発電に余剰が発生したときに、
その余剰電力でエコキュートのお湯を沸かすことを、
自動で行ってくれます。
よって、天候が良くないと、
エコキュートは通常通り夜間電力での沸上運転となり、
「Remo Eによるエコキュート自動化」の節電効果が発揮されません。
「天気が良くてなんぼ」の機能となります。
(2)気温(平均) 27.4℃
エコキュートのヒートポンプの低温側の温度となりますので、
猛暑の方がエコキュートの消費電力的には少なくなります。
今年は、その意味では好都合な天候だったかと(^^;
2.動作状況
(1)夜 → 昼 沸上運転シフトの回数 90回/116日
この90回には、後述の「雨の日モニタリング」による昼間運転も含まれます。
(2)オーバーライド回数 6回
うち、夜運転 → 昼運転 への変更が 2回
昼運転 → 夜運転 への変更が 4回
でした。
閾値(エコキュートの消費電力)を調整したことにより、
この4か月は、シフト有無の判断をRemo Eの自動に任せても、
ほぼ問題がなくなりましたv
(3)雨の日モニタリングによる昼間運転 11回
1回あたりの平均運転時間は 1.1 hr でした。
余剰太陽光電力で蓄電池やEVを満充電にしてから、
更に1時間もエコキュートを動かしてくれるのは、なかなかお得感が高かったですv
(4)昼間運転で系統電力からの買電が発生した日数 7日/90日
(5)昼間運転で蓄電電力からの放電が発生した日数 65日/90日
(6)昼間運転で太陽光余剰電力のみを使用できた日数 20日/90日
(4)と(5)は一部重複しています。
閾値の調整により、
後半2か月間では、系統からの買電による沸上運転は皆無でしたv
3.コスパ動向
注意)
7月末にRemo Eのエコキュート自動化オプションは無料化となっています。
よって、コスパは本来なら無限大wなのですが、
ここでは、使用開始から4か月間での省エネ状況を連続的に把握出来るよう、
当初の有料オプション時の月額300円(日額10円に相当)を用いてコスパを計算しています。
(1)Remo E 定義でのコスパ 約1.3 倍
写真1は、シフト90回、116日間でのRemo E定義の節約額です。

写真1から、
116日間での節約額は 1,482 円 となっており、
1日当たりで 12.8 円、
サブスクの日額が10円とすれば、4か月平均のコスパは 1.28 倍 でした。
思ったよりもコスパが低い?
確かに、これでは当初の月額300円(日額で10円相当)の料金設定のままでは
ユーザーの納得は得られなかったのかも知れませんね。
だから、無料化に踏み切られたのでしょうか?
図1は、
この4か月でのRemo E定義によるコスパ推移です。
参考として、この間の晴天率の推移も併記しています。

図1から、
真夏前半2か月のような晴天率が高い時期はコスパが2倍近くを維持出来ていましたが、
真夏後半の2か月のように梅雨や台風、秋雨などで晴天率が下がってくると、
コスパが一気に損益分岐ラインの1倍(図中赤線)付近に近寄ってしまっています。
Remo Eによるエコキュート自動化は、
天候が悪く、エコキュートの夜→昼シフトが行われない日は、
節約効果を得ることが出来ませんので、
この晴天率が低い真夏後半のような時期では、図1のように損益が厳しめになってしまうのかと。
そもそも、エコキュートを夜間電力で利用すること自体が、
ガス給湯よりもかなりお得で、
そんなエコキュートを更にお得に使えるのがこのRemo Eの自動化機能なので、
私は「有料のままでも良かったのでは?」と感じています。
(2)我が家定義でのコスパ 約 4倍
また、そもそもRemo Eの節約単価の定義はコスパ的にはかなり厳しめです。
我が家での実際の節約単価で詳細に計算した場合には、
この4か月間での同機能のコスパは、4倍 を維持していましたv
初夏の晴天率が高かった時期の
我が家定義のコスパは5~6倍でしたので、
こちらも夏後半の天候悪化でコスパも低下したものの、
損益分岐の1倍からはまだまだ良いパフォーマンスを示していますv
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我が家の柴犬様は、「日なたフェチ」です。
季節、屋外、屋内を問わず、気が付くと日なたを選んで「まったり」しています。
犬の日光浴は、
体温調整、リラックス効果、健康維持、野生時代の習性なととも言われまずが、
彼の場合、油断していると真夏の炎天下でもウッドデッキで寝転がっていたりします。
外飼い当たり前の時代からすれば過保護なものの、
今年もようやくデッキへ続く窓を開けてあげられそうです。
では、今日はここまで!