Remo Eインターフェース続々改良 2025年9月

8月中旬の大きなインターフェース刷新時に挙げさせていただきました
小さなバグと今後の改良希望について、
その後、続々と改良を行っていただけましたので、
その後の状況を紹介させていただきます。(案件ではありませんw)

対象バージョンは、
 ・アプリ  54.3.2(iPhone版)
 ・ファーム 1.1.0(Remo E2)

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8月中旬のリリース直後の記事はこちら
その時点で挙げていた改修希望は、以下の4つです。

 (1)系統電力のW数表示が4桁になると屋根に重なる
 (2)エネルギー画面、SOC更新頻度の改善
 (3)エネルギー画面、EVの接続が無い時のW、SOCの表示は消す
 (4)エネルギー画面、エコキュートの運転有無、お湯の量も表示へ

うち、(3)については、8月下旬に既報の通り改修されました。

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その後、9月に入り、(2)の蓄電池やV2HのSOC表示の更新が、
エネルギー画面を表示したままでも、
リーズナブルな頻度で行われるようになりました。

Nature社のサポートご担当によると、
この(2)の改修はアプリのアップデートではなく、
サーバー側の設定変更だけで対応できたとのこと。

加えて、SOC表示部分に添えられていた🔋(電池)アイコンが、
写真1に示す通り、SOC残量に合わせて変化するようになりました。
良くある表現なのですが、視認性は爆上がりですよねw

写真1 電池アイコンがSOC残量に応じて変化するように改修される

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更に、(1)の系統電力のW表示が、
写真2の通り、屋根に重ならなくなりました。

写真2 電力会社からの系統電力のW数表示が、屋根に重ならなくなるように改修される(左:改修前、右:改修後)

「重ならないように、家を少しだけ右に移動したのかしら?」
と思いましたが、家や屋根は動いてなさそうです。

もう一度、写真2を良く見ていると、
従来バージョンで各系統の W表示 の前にあった
⚡(かみなり? ビリビリ?)マークのアイコンが、
最新バージョンでは表示されなくなっており、
その変更によって、系統電力のWの文字と屋根が重ならなくしたようです。

素早いご対応、ありがとうございました。

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と言うことで、

 (1)系統電力のW数表示が4桁になると屋根に重なる
 (2)エネルギー画面、SOC更新頻度の改善
 (3)エネルギー画面、EVの接続が無い時のW、SOCの表示は消す
 (4)エネルギー画面、エコキュートの運転有無、お湯の量も表示へ

残すは(4)のエコキュート関連のエネルギー画面への追加表示ですが、
全てのご家庭にエコキュートがあるわけでもなく、
一部ユーザーのためだけの表示を設けていただけるか?
と考えると、この(4)の実装は厳しいかもしれませんね。

HEMS機器ですと、
他にもエアコン、床暖房、照明なんかもありますか・・・・・・

でも、確実にエコキュートよりも普及していないであろう、
エネファーム(燃料電池)先生は、
ずっと前からRemo Eのエネルギー画面内に鎮座していますし。

2025年までの累計出荷台数は
 エネファーム  55万台
 エコキュート 1000万台
とエコキュートの圧勝!!

まぁ、発電機器と電力消費機器 では、役割も違いますし、
また「大人の事情」度は一般への普及台数とは必ずしも一致しませんからw ← こら!

また、
 蓄電池     100万台
 V2H       5万台(少な・・・)
ですけどねww

そうか・・・V2Hって「超」希少種なんですね。
トヨタが最新のPHEVでの対応車種を減らすわけだわ(^^;

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余談)
 天然ガス → お湯 でのCO2排出量を比較してみます
  ① 天然ガス → ガス会社 → 圧送・調圧 → ガス給湯器 → お湯
  ② 天然ガス → ガス会社 → 圧送・調圧 → エネファーム → お湯
  ③ 天然ガス → 火力発電も含む電力会社 → 送電・変電 → エコキュート → お湯

 電力会社から火力由来のみの電力を買うことは出来ませんので、
 ここでの系統電力は現状の再エネ率、原発稼働状況で計算します。

 また、各機器の製造・リサイクル時やインフラ建設時のCO2発生は考慮しません。

 エネファームは、給湯以外に発電も行ってくれるので、
 その発電分は、電力会社でのCO2発生を抑えてくれると考える場合を②´とし、
 逆に、エネファームでの発電によるCO2発生低減効果は考慮せずに、
 純粋に単位給湯時にエネファームから排出されるCO2で計算する場合を無印の②とします。

 結果は、CO2が少ない順に、
  ②´エネファーム発電・給湯 < ③エコキュート < ①ガス給湯 < ②エネファーム給湯
 となります。

 燃料電池は本業が「発電」ですので、
 副業の「発熱」だけで勝負をすると、燃焼反応にさえCO2排出量で負けてしまうのですね。

 更に、今後、日本の再エネ率が政府の計画通りに高くなり、原発の再稼働も増えて行って、
 一般家庭が系統から買う電力に含まれる火力発電の比率が下がっていくと、
 この順位は、
  ③エコキュート < ②´エネファーム発電・給湯 < ①ガス給湯 < ②エネファーム給湯
 となっていきます。

 うん、何気に エコキュートは凄いな w

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秋分も過ぎ、いよいよ日が短くなってきたのを
柴犬様との朝んぽの時(4時・・)に実感しています。

いつのまにか、こんな田舎でも街灯はLEDになっています。

では、今日はここまで!

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