皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
さて、2025年の12月は前月11月に引き続き晴れが続く平年通りの気候となり、
気温も日射量も平年並みの一か月となりました。
恒例の我が家の電力動向、
今回は2025年12月分のご紹介です。
導入時期参考)
・太陽光 2010年4月〜(オール電化もこの時から)
・EV導入 2022年6月~(リーフ)、2024年6月~(ekクロスEV)
・V2H導入 2022年10月~
・断熱工事 2024年12月〜(窓、壁、床、風呂の断熱リフォームを行いました)
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1.太陽光動向
まずは、太陽光です(図1~3)。
図1に、毎日正午ごろ1hrの
太陽光発電のピーク出力を示します(日々の平均気温を併記)。

2025年の12月は前月の11月同様に、
晴天が続き日射量も平年並みとなり、
気温も平年並みに寒く推移しました。
図2に各月毎の日射量と発電量を、
図3に全天日射量vs太陽光発電量を、
図4に太陽光パネルの発電効率推移を示します。
なお、図2中の一点鎖線は、
過去20年間における日射量の最高値と最低値です。

12月の日射量(図2のオレンジ●の右端)は、
過去20年での日射量(図2中の上下の一点鎖線)の
ちょうど中間となっています。
2024年と比較すると日射量の割に太陽光の発電量が多くなっていますが、
これは、2024年の12月上旬まで、
リフォーム工事の足場が設置されていたためです。
こうやって1年間の太陽光を眺めてみますと、
2025年は、春と秋の稼ぎ時に、天候不良で発電量が少なかった1年であることがわかります。
さて、2026年はどうなるでしょうか?


順調に寒かったおかげで、
図4に示す通り、太陽光パネルの発電効率は2023年よりも高くなり、
また、発電効率も先月よりは高効率とはなりました。
2.据置蓄電池 SOH、充放電効率 動向
図5に、トライブリッドT3の据置蓄電池のSOH劣化について示します。
SOHの算出方法は、SOC 0%→100%充電時に要した電力量の合計値を用いています。

12月も順調に気温が低下してきており、
SOHの劣化速度が前月に引き続き早くなっています。
製品保証期間の15年目でのSOH予想値は、
・悲観的予想で 36.3%
・楽観的予想で 60.7%
となり、ニチコンの保証である 15年で SOH 50 % を楽観予想はオーバーしていますv
図6は、HEMSのデータから算出した据置蓄電池の充放電効率の推移です。
こちらは引き続き 87 %前後を維持しており、性能劣化は見られません。
気温が下がってくると充放電効率も低下する傾向が見えておりますが、
こちらは電池内部の電解液の粘度変化など可逆的な反応によるもので、
経年による劣化は無いと言われています。
大寒の1月下旬に向かって、しばらくは効率低下が続くと予想しています。

3.EV動向
お次は、EVです(図7)。
2024年6月から前車リーフに代わって、軽EVのekクロスEVでのデータとなります。
ランコス参考
原チャ 3円/km
最新ディーゼル車 5円/km
最新ガソリン車 6円/km
我が家の軽自動車 14円/km
(トルコン式トールワゴン、既に廃車)

まず、オレンジのEV電費は暖房の使用により、
前月11月の8.4 km/kWhから、この12月は7.3 km/kWhまで悪化しました。
よって、グレーのランニングコストも
先月と比較して若干増額となりました。
ekクロスEVの2年目は、
特に電費の悪化は見られていません。
図8と表1にEV充電池のSOH劣化推移を示します。


前回、その前の月までの傾向から外れてジャンプアップしたSOHは、
また順調に低下を始めました。
メーカー保証は、8年=2,920日以内でSOH≧66%(但し走行16万km以内)ですが、
納車後18カ月のデータを外挿すると、8年目のSOHは前月11月外挿での約65%から、
この12月外挿では68%まで改善し、とうとう三菱自動車の保証範囲を満足するようになりましたv
表1はこの12月末までの劣化傾向から外挿した
走行用電池のセグ欠け予想時期とその時の走行距離です。
1セグ欠けは納車から3年4か月後の来年10月下旬、
容量保証の8セグには、納車丸8年となる2032年6月よりも未来の日付になりましたv
こちらも、引き続き注視していきます。
4.電力供給・消費動向
我が家の電力消費の概略内訳はこちらやこちら。
まず、図9に平均気温vs自宅消費電力の関係を示します。

この12月は暖房の使用が更に増えてきており、
スマイルカーブの左端に戻ってきました。
この2025年の1年間の自宅消費電力量を眺めてみますと、
2024年暮れに行った断熱リフォームによる
省エネ効果は十分に発揮されたことがわかりますv
図10に、エコキュートの
夜間自動運転と昼間の手動運転の時間配分について
その理想配分と1月から12月末までの実績を纏めました。

Remo Eによるエコキュートの自動化運転は上手く動いてくれていますねv
雨が多ければ、夜間での沸上運転(青)の割合を自動的に増やしてくれるとともに、
寒くなってくれば、1日の沸上運転の総時間を自動的に増やしてくれています。
特にRemo E側の設定は夏からほとんど変更しておらず、
1年を通して、設定値を変えずに上手く動くかを、今後も注目していきます。
図11は2024年末に行った断熱リフォームによる、
自宅の消費電力の削減効果を示しています。
同一気温で換算すると、
2025年の12月の自宅消費電力は2024年12月のそれと比較して17%減との結果となりました。
我が家の地区の従量電力料金単価で計算すると、
断熱リフォーム後の1~12月の1年間での
電気料金節約額は約7.5万円となりましたv
この節約額では、30年経っても改築費は回収できません。
やはり、家の断熱はリフォームで付け足すよりは、
新築時にどこまで仕込めるかが重要であることがよくわかります。

次の図12に、
家+EV全体での我が家の電力消費の動向を示します。

2025年の12月の自宅の電力消費(青棒)は
上述の通り、暖房の多用により、
前月11月との比較でかなり多くなってしまいました。
ただ、2024年12月との比較では断熱リフォームの効果もあり、
消費電力を抑えることはできています。
次の図13に、
家+EV全体での我が家の電力供給の動向を示します。

上述の通り、2024年の12月はリフォーム工事で太陽光発電量が少なく、
不足量を買電で賄っていましたが、
2025年の12月は、太陽光発電(青棒)が例年通りの発電量に復活するとともに、
断熱リフォームのお陰で自宅の消費電力が減ってくれたために、
夜間電力の買電(緑棒)は少な目で済んだ一か月となりました。
5.電力単価動向
最後に電力単価(含・EV経路充電料金)です(図14)

(燃料調整・再エネ賦課・激変緩和含まず、EVの経路充電料金負担は含む)
2025年の12月は日射量が2024年よりはかなり少なかったものの、
発電量は2024年よりもやや多くなり、
更に断熱工事で暖房の使用量は少なかったおかげで
電力単価は、前月11月よりもやや高く、しかし2024年12月とほぼ同等に出来ました。
結果、12月の電力単価は、
約26.2円/kWh(自宅+EV)
前月比 +2.0 円/kWh、前年同月比 ±0.0 円/kWh
となりました。
(燃料調整、再エネ賦課、激変緩和補助金を含まず)
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正月の田舎あるあるで、家族が全員戻ってきており、
我が家の柴犬様もオモチャにされていますw
今年は4月から更に我が家の家族構成が変化する予定で、
電力消費の年間傾向も大きく変わる1年となりそうです。
次回も、2月初旬頃に1月分の電力動向をご紹介させていただきます。
では、今日はここまで!

